伊吹山 2

 伊吹山登山の続きです。山頂は広々としていて、360度の視界が広がっていました。




↑山頂から南を望む


天下分け目の戦いが行われた、関ヶ原一帯が見渡せます。また、雲上の彼方には大峰山系が見渡せました。





↑山頂から北を望む


北陸の名峰、白山が望めます。





↑山頂から東西を望む


右奧には御嶽山、その左側には乗鞍岳、さらに左方には立山らしき山々が見渡せました。




↑御嶽山


遥か彼方にありながらも、堂々たる山容が見て取れます。





↑山頂から東を望む


岐阜市街が広がっています。岐阜城のある金華山も見渡せましたが、城までは確認出来ませんでした。





↑山頂から東南を望む


名古屋市街が広がっています。駅前のビル群や伊勢湾も見渡せました。伊吹山は、日本百名山に選出されていますが、石灰石を採掘する鉱山があって、南西の斜面は大きくえぐられています。その山容が見苦しい事から、これまで登山を敬遠していましたが、百名山制覇には避けられないので、思い切って挑戦してみました。けれでも、登って見てやはり百名山に相応しいと実感しました。上野登山口からは、最後までどっしりとした山容が拝めますし、何より山頂からの眺めが素晴らしいです。これまで武奈ヶ岳、釈迦岳、蓬莱山、霊仙山、といった琵琶湖周辺の山々を登って来ましたが、展望は伊吹山が一番ですね。





↑日本武尊の像







↑山頂から西を望む


琵琶湖北湖と竹生島が見渡せます。





↑山頂から西南を望む


琵琶湖に浮かぶ二つの島、左に沖島、右に竹生島が見渡せます。昼食を取りつつ、他の登山者と談笑しながら1時間ちょっと、山頂で過ごしました。何時までも眺めを堪能したかったのですが、土産物屋で預かってもらっている餅のタイムリミットが刻一刻と迫っているので、13時過ぎから下り始めました。下りになると呼吸は楽になりなるものの、足に負担がかかって踏ん張りが効かなくなってきます。友人の連れは、足を三度もつらせて一回は派手に転んでしまいます。しかし、私は、「馬鹿者、立て!餅は待ってはくれんぞ!!」と心の中で怒鳴りながら、私自身、もつれそうになる足を進めます。





↑伊吹山を振り返る



麓の上野登山口に着いたのは、15時半頃だったと思います。そこから、多賀大社まで車を飛ばして、16時半、タイムリミットぎりぎりで無事、糸切餅を受け取る事に成功しました。真の任務完了!?いや~苦労した甲斐あって、美味しかったです。餅の上品な甘さが、疲れ切った身に染みわたりました。

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