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釧路湿原・釧路市丹頂鶴自然公園

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 釧路湿原は、北海道東部にある、日本最大の湿原です。この湿原を見渡す展望台は幾つもありますが、今回は西側にある釧路市湿原展望台と、東側にある細岡展望台の二カ所から、湿原を観察して来ました。 ↑釧路市湿原展望台からの眺め ↑釧路市湿原展望台からの眺め 広大な平原が広がっている様が見渡せますが、駐車場からこの展望台までは結構な距離を歩くことになります。また、釧路川は見渡せません。この展望台は時間が無ければ、行かなくても良いと思います。次に釧路湿原をぐるっと回りこんで、細岡展望台へと向かいました。 ↑細岡展望台からの眺め 目前には釧路川が流れ、これぞ釧路湿原といった雄大な風景が広がります。写真で見るより、実際に現地に立った方が遥かに感動するでしょう。 ↑細岡展望台からの眺め(南側) 釧路市街の工場の煙突が僅かに遠望出来ました。 ↑細岡展望台からの眺め(北側) ↑細岡展望台からの眺め 写真では分かり難いですが、前日に登った雌阿寒岳らしき山が望めました。釧路湿原を見学するなら、この細岡展望台は絶対に外さないようにしてもらいたいです。 ↑釧路湿原駅 細岡展望台の下の方にある、無人駅です。ログハウス風の造りで、辺りの風景も相まって秘境の駅の雰囲気を醸し出しています。 ↑釧路湿原駅 ↑釧路市丹頂鶴自然公園 旅行最終日、飛行機に乗るまで、まだ時間があったので、たんちょう釧路空港の近隣にある、 釧路市丹頂鶴自然公園に立ち寄りました。 ↑丹頂鶴 ↑丹頂鶴 真っ白い雪原に丹頂鶴が舞う姿は、冬の釧路の風物詩です。しかし、時期的に見るのが難しい場合は、 釧路市丹頂鶴自然公園を訪ねると良いでしょう。 ↑たんちょう釧路空港 老夫婦が飛び立とうとする飛行機に、何時までも手を振っていたのが印象的でした。私も、子供の頃からの憧れの地、北海道を離れる時には、万感の思いがしました。

屈斜路湖・美幌峠

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 屈斜路湖は、北海道東部にある、日本最大のカルデラ湖です。そして、この湖には、未確認生物クッシーがいるとの噂があります。 ↑和琴半島 屈斜路湖南部に突き出ている、小さな半島です。早速、右端にクッシーらしき生物が湖面に浮かび出ています。首長竜との噂がありますが、どうも半魚人の様です。 ↑屈斜路湖 ↑屈斜路湖 クッシーも見た事なので、次は美幌峠へと向かいました。 美幌峠(びほろとうげ)は、北海道網走郡と川上郡との境目にある峠です。北海道有数の景勝地であり、そこから眺める屈斜路湖の風景は圧巻です。 ↑あげいも 美幌峠にある道の駅、ぐるっとパノラマ美幌峠の名物です。ほくほくで美味しいです。 ↑美空ひばりの歌碑 哀愁漂う歌が流れて来ます。 ↑展望台からの眺め ↑展望台からの眺め(南西) ↑展望台からの眺め(南東) ↑展望台からの眺め(北東) ↑展望台からの眺め(北西) 湖は勿論、雄大でしたが、周辺の風景もまた雄大でした。

阿寒湖温泉

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 阿寒湖温泉は、北海道釧路市阿寒町にある、温泉街です。雌阿寒岳を登った後、悪寒湖温泉で一泊しました。 ↑阿寒湖と雄阿寒岳 阿寒湖温泉には湖を周遊する、遊覧船もあります。しかし、私達が阿寒湖に着いたのは夕方だったので、もう乗れませんでした。 ↑雄阿寒岳アップ ↑阿寒湖 湖畔を歩いて見ましたが、マリモの姿は見受けられませんでした。もっと奧にいるのでしょう。ちなみに、阿寒湖のマリモは特別天然記念物に指定されており、持ち出しは厳禁です。なので、阿寒湖温泉で売られている、マリモの多くは他の湖で取れた養殖ものです。 ↑アイヌコタン(アイヌの村落) 土産物屋が多く立ち並んでいますが、新型コロナの影響か、活気に欠ける雰囲気でした。 ↑土産屋 温泉街では、木彫りの民芸品を多く見かけました。私達もあちこちの店に入って物色しましたが、特に大きな買い物をする気はありませんでした。しかし、ある店に入ったところ、年配の職人風の店員さんの熱心な説明を受けて、私達はその世界に引き込まれてしまいました。木彫りに込められた技術や縁起のほどを聞くにつれ、私達は買わねばならぬという心理状態に陥り、次々にお買い上げとなって行きました。友人はそれぞれ数万円、私は数千円。店を出る時、「また来いよ!」と声を掛けられました。その時の店員さんの満面の笑顔が忘れられません。 ↑民宿の夕食 しなびた旅館で泊まるには躊躇しましたが、食事は文句無しでした。大きなホッケが食べ応え抜群でした。食事を終えて部屋でくつろいでいると、外から音楽が流れて来て大勢の人が行進しているのが目に入ったので、外に出て見ました。 ↑火まつり 観光客が松明を持って、行進していました。 ↑火まつり みんな広場に集います。 ↑火まつり コロナ退散を願う、アイヌの祈りの儀式が執り行われました。 ↑早朝の阿寒湖 湖に山に温泉もあって、良い所でした。次に訪れる事があれば、もっとゆったりと過ごしたいです。

雌阿寒岳 2

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 雌阿寒岳登山の続きです。 ↑山頂から北西を望む 中央に見える湖は阿寒湖で、その右隣にそびえるのは雄阿寒岳です。ここでしばし、昼休憩を取りました。結構、風が強かったです。帰りは道を変えて、オンネトーコースを選びました。 ↑山頂から南を望む 太平洋が望めるかと目を凝らしましたが、はっきりとは分かりませんでした。 ↑火口北面 右側の切り立っている場所が、山頂付近です。 ↑火口南面 左側にそびえるのは、阿寒富士1476mです。登る事も可能ですが、さすがに疲れが溜まっているので、遠目から見るだけにしました。 ↑火口南面 ここからも噴煙が上がっています。雌阿寒岳を見たところ、3カ所から噴煙が立ち昇っていました。地球は生きているというのを実感します。 ↑南を望む 南は緩やかな山々が広がっています。 ↑オンネトーコース登山口 ここに着いたのは、13時40分です。しかし、野中温泉の駐車場まで、まだ1時間ほど樹林帯を歩いていかねばなりません。オンネトーコースですが、樹林帯が長く、特に見所らしい見所は無かったです。なので、阿寒湖温泉コースをそのまま、引き返しても良かったなと後から思いました。オンネトーは、野中温泉から車でも行けます。 ↑オンネトー この湖を見るのを楽しみにしていましたが、間近で見ると、透明度はさほどでもなかったです。この後、湖の側をしばらく歩き、途中から野中温泉へと向かう樹林帯の道を進んで行きました。 ↑樹林帯の道 傾斜は緩いものの、疲れた体には堪えます・・・また、ヒグマが出て来そうな雰囲気で、気が気でなかったです。 ↑オンネトー 左側が雌阿寒岳で、右側が阿寒富士です。秋になると、この場所から色鮮やかな紅葉に染まった絶景が見られます。雌阿寒岳は見所が多く、本当に楽しい登山となりました。それと、やはり天候は大事です。

雌阿寒岳 1

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 雌阿寒岳は、北海道釧路市阿寒町にある、標高1499mの活火山です。日本百名山の一つで、登山コースは幾つかありますが、今回は最も一般的な阿寒湖温泉コースを選びました。野中温泉に駐車場があって、そこからやや下った所に登山口があります。 ↑登山口 登山開始時刻は、午前9時です。雌阿寒岳ではヒグマの遭遇率は低いようですが、それでも熊鈴は常時しておきましょう。 ↑登山道 最初は急勾配の樹林帯を登って行きます。 ↑山頂を望む 五合目付近から樹林帯を抜けて、視界が広がって来ます。右側の山頂から湧き立っているのは雲では無く、噴煙です。 ↑北を望む 視界一杯に大森林が広がっていました。 ↑西を望む 中央に見えるのは、オンネトーと呼ばれる湖です。 ↑東を望む 登っている途中から、この様な大展望が望めるので、否が応にもテンションが上がって来ます。 ↑山頂を望む 麓は大森林なのに、山頂は荒涼たる風景です。真夏の太陽を遮るものがありませんが、麓から風が吹きあがって来るので、それほど暑くは無かったです。 ↑八合目 山頂まで残り0・6Kmです。 ↑火口 現在でも、音を立てながら噴煙が上がっています。そして、玉子が腐った様な硫黄の臭気も漂って来ます。もし、この場で噴火が起きようものなら、助からないですね・・・ ↑火口のアップ ↑雌阿寒岳山頂(標高1,499m) 登頂時刻は11時20分、約2時間半の登りでした。羅臼岳と比べると、断然、こちらの方が楽でした。そして、展望も広がっていたので、より記憶に残る登山となりました。